第12回 [Growing] 経営談義の会 「理念経営」

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2018年8月20日

第12回 [Growing] 経営談義の会 「理念経営」

 

第12回の [Growing] は、「理念経営」をテーマに開催させていただきました。

 

理念という大きくて重たいテーマでしたが、お集まりの経営者が真剣に意見を交換し、あっという間に4時間が経過。皆さん、本当に本気ですね!

 

【経営理念とは何か?】

理念の定義とは何か?ビジョンやミッション、使命、行動指針とは何が違うのかという話が出ました。

私の定義では、理念とは「会社の存在意義」。社員に対しても、社外に対しても、この会社がなぜ存在するのかを示すのが理念だと思います。

「会社をバスに例えたときに、バスの方向が理念、行き先がミッション、行動指針は乗っている人たちで考える」というお話が出て、印象的でした。

会社を経営するために理念があるのではなく、理念を実現するために会社がある、という関係が大切です。

ですから、理念は考え抜いて作るべきで、ころころと何度も作り替えるものではないと考えています。

 

【どのように作るのか?】

従業員ファーストで作るのか、お客様ファーストで作るのか、という話が出ました。

「卵が先か、鶏が先か」と一緒で正解はないと思います。

ただ、お客様に喜んでいただくために従業員の幸せを犠牲にする、というのはやはりあり得ないかなぁと思いました。

社長や社員が日々大変な仕事をしていくなかで、ふと「自分は何でこんなきついことをしているのだろう?」と思ったときに、「あぁ、この理念を実現するためだった」と立ち返ることができる場所になる必要があります。

 

【どのようにして全社員に浸透させるか】

理念を作っても、ただの飾りになってしまっては意味がありません。

朝礼や会議で唱和するなど、いろいろな取り組みをしている会社がありました。

ただ、結局は、社員は社長が何を言っているかではなく、社長が何をしているかを見ているので、社長が本気で理念を追求している姿が社員に伝わっていることが大切だと思いました。

 

ちなみに、当社の理念の相関図です。

今自分がしている仕事が、理念の実現のどの部分の役割を担っているのかを分かりやすく図にしてみました。

このような伝え方も、浸透に役立つのではないでしょうか?

 

 

本日お越しの皆様、本当にありがとうございました!

 

 

※[Growing]は、未来創造弁護士法人と顧問契約をいただいている経営者にお集まりいただいて経営談義をする会です。「共に進行形で成長する」という思いを込めて会の名前をつけました。