【役員退職金未払い回収交渉】

【役員退職金未払い回収交渉】

役員を務めていた会社を退職後、「退職金やその会社の株式の譲渡代金を分割で支払う」という約束が果たされず一度も支払いがなされなかったという事案。ご依頼を受けてから3ヶ月あまりで、和解合意した金額全額を回収することができました。

■解決バトナ

「依頼者様が全額回収を最優先とはお考えではないこと」「一日でも早く前向きな仕事に集中できる環境についていただきたいこと」「相手方の会社が新型コロナウイルスによる悪影響をうける業種であり、長引いた際、資金に懸念があったこと」などを考慮し、早期解決こそが最優先事項とし、即、交渉に当たりました。
相手方代理人弁護士との交渉において、「裁判をすれば当方が勝利する」という明確なバトナを示すと共に、「早期に解決できるのであれば、金額的には譲歩する用意がある 」という説得材料を伝えました。

■解決ポイント

「退職金と株式代金を長期の分割にて支払う」という当初の約束のままであると、相手方会社の倒産の可能性や、支払約束を反故にされるリスクがあったため、全額を一括で支払いを受けることを交渉し、実現させました。

■依頼者様からいただいたお言葉

当初は諦めるべきかとも悩んでいたところ、交渉により早期に解決を図ることができ、一括で支払いを受けることができたため、大変喜んでいただきました。